一戸建て
売却査定・相場

女性が安心して売却活動をできるように一戸建て売却の知識をまとめました。一戸建て売却の流れ、必要書類、築年数別の売却価格相場、税金やローン返済中の売却などについて詳しく解説!一戸建て売却査定をする前に重要なポイントを押さえておきましょう。

一括査定で複数の査定価格を比較!
数百万円「売値」が変わる!

一戸建ての住所を
入力して査定開始!

都道府県が選択されていません。
市区町村が選択されていません。
ご指定いただいたエリアへのお問合せは、
現在取り扱っておりません。

Step 一戸建て売却の流れ

まずは一戸建ての売却価格の相場を調べてみましょう。

手っ取り早い調べ方は、不動産ポータルサイトなどで
売りたい一戸建ての築年数や広さなどの条件に近い物件を探して売り出し価格を確認することです。
相場観がつかめたら、次に売却査定を不動産会社に依頼しましょう。一戸建ての売却に強く信頼できそうな不動産会社を選びます。
媒介契約を結び売出価格を設定したら、いよいよ売却活動の開始です。
買い手が見つかり売買契約の成立後、一戸建ての決済と引き渡しを行います。

01
一戸建て
売却相場を調べる
02
不動産会社に一戸建ての
売却査定依頼を出す
03
媒介契約を結ぶ
04
一戸建ての
売却活動
05
決済と
一戸建ての引渡し
06
一戸建て
売却後の確定申告

Step 一戸建て売却のコツ

一戸建て売却の必要書類

一戸建て売却で必要な書類は、不動産会社との媒介契約時、買主と結ぶ売買契約時、物件の引き渡し時に分けられ、それぞれのタイミングで必ず用意しておかなければ売ることができない必須の書類がありますので注意しておきましょう。

01登記済権利証または登記識別情報

登記済権利証は、一般的に「権利証」とよばれ、不動産の所有権取得の登記が完了すると法務局が発行する書類です。本権利証が発行されていたのは、2004年までのことで、2005年からは代わりに「登録識別情報」が導入され、登記名義人には12桁の英数字で構成された符号が発行されるようになりました。この符号で本人確認ができるようになっています。
登記済権利証(登録識別情報)は、媒介契約時、売買契約時と引き渡し時に必要となるため、できるだけ早いタイミングで用意しておきましょう。
万が一紛失している場合は、法務局の「事前通知」を利用することで本人確認することができます。

02建築確認済証または検査済証

対象の物件が建築基準法を満たした建物であるかを証明するためのもので、一戸建ての売却に欠かせない書類です。
この書類がないと、買主が銀行から融資を受けられない場合があるため、用意しておけば買い手の付きやすさ売却価格の設定を有利に進めることができます。物件の取得時に入手するものであるため、再発行はできません。手元にない場合は、役所の窓口で「建築計画概要書」や「建築確認台帳記載事項証明書」を有料で発行してもらうことで、建築確認済証・検査済証の代わりとして使用することができます。

03固定資産税納税通知書

固定資産税が確認できる書類ですが、一戸建ての移転登記をする際の登録免許税の算出に必要となります。
また、固定資産税は毎年1月1日時点の課税をされるため、売買が行われた取得時期に応じて負担額が調整され、売主に一部が返金されます。再発行はできませんが役所の窓口で固定資産税評価証明書を代わりにもらうことができます。

04本人を証明する書類

運転免許証など本人であることを確認できる身分証明書が必要です。パスポートや健康保険証でも問題ありません。
媒介契約を行う際に不動産会社から提示を求められるほか、売買契約時、引き渡し時にも提示します。

05実印・印鑑証明書

買主と売買契約を結ぶとき、買主に物件を引き渡しをするときに、それぞれの重要書類に実印を押印します。この際に使用する印鑑が間違いなく役所に登録されていることを証明する印鑑証明書を提示する必要があり、有効期限が3ヵ月以内のものを使用します。印鑑証明書は、お住いの役所で入手することができますが自治体によっては、コンビニやスーパーで交付することも可能です。
また、売却する物件が共有名義となっている場合は、共有者全員の印鑑が必要となるため、遠方に住んでいる所有者がいるなら早めに準備をしていたほうが望ましいでしょう。

06銀行口座情報がわかる預金通帳

一戸建ての売却代金は、大きな金額となるため銀行口座などで金銭の受け取りを行うことになります。
物件の引き渡し時に金融機関の支店番号や口座番号がすぐに分かるように預金通帳を用意しておきましょう。

一戸建ては築年数によって売却価格が変わる?

一般的に築年数が経過するごとに住宅の価値は下がりますが、特に一戸建てはマンションに比べて資産価値が下がるスピードが早い傾向にあります。以下は、国土交通省が公表した「中古戸建住宅の価格査定の例」のグラフです。一戸建ては、築10年まで価格が急下、新築時のおよそ50%までに落ちていることがわかります。築20年を超えると資産価値はほとんどない状態になります。要因は一戸建て住宅の多くが法定耐用年数22年の木造となっていることが関係しています。

参考:国土交通省「中古住宅流通、リフォーム市場の現状」

築年数別の売却価格相場例

また、資産価値の下落とともに売却価格も下がっています。
以下は、2020年の首都圏で実際に取引が行われた中古一戸建ての築年帯別の平均売却価格です。

参考:レインズ年報マーケットウォッチ「戸建住宅(中古)の築年帯別状況」
築年数 価格 取引件数
~築5年 4,168円 1,206
築6~10年 3,957円 1,786
築11~15年 3,774円 1,671
築16~20年 3,460円 1,812
築21~25年 3,109円 1,822
築26~30年 2,596円 1,422
築31年~ 2,023円 3,034

このように、築年数が経つにつれて売却価格が安くなっているため、一戸建てを高く売りたいなら、できるだけ築年数が浅いときに売ることが大切です。
また、築20年を超えたからといって一戸建てがまったく売れなくなるわけではありませんので、まずは現状の資産価値を知るために不動産会社に査定依頼をだしてみることをオススメします。

一戸建ての売却にかかる税金は?

一戸建て売却の税金は、売却したときに必ず発生する税金と、売却益が出たときに発生する税金に分けられます。
譲渡所得税は、一戸建てを売却しときに利益が出た場合に所得税、住民税、復興特別所得税の3つが課せられます。また、物件の所得年数によって税率が異なる点も視野にいれておく必要があります。そのほか、売買契約書に添付する印紙税、抵当権抹消時や所有権移転登記時にかかる登録免許税、仲介手数料などにかかる消費税が発生します。

税金名 内容
譲渡所得税 不動産売却益がでたときに課税される。
消費税 売主が事業者の場合のみ資産譲渡で課税。そのほか仲介手数料などで発生。
登録免許税 ローン残債完済時の抵当権抹消。不動産の所有権の移転登記に課せられる税金。
印紙税 売買契約書に記載される売却金額によって算出される税金。

ローン返済中の一戸建てでも売却できる?

住宅ローン返済中でも一戸建てを売ることはできますが、買主に物件を引き渡すまでにローンを完済して抵当権を抹消しておく必要があります。抵当権とは、いわゆる「担保」にする権利のことで、金融機関はローンを貸し出す際に物件に対して抵当権を付けています。
このため、抵当権が付いたままの一戸建てを売却することができません。ローン残債よりも売却金額が上回ればその代金を返済にあてることができるので抵当権を外すことができます。
しかし、下回った場合は、貯金で補填するなど別の方法で完済しなければなりません。まずは、ローンの支払いがいくら残っているか、一戸建ての売却査定額はいくらか、現状を把握することをおススメします。